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かみのやま温泉

城下町の風情漂う街の、肌に優しい温泉

山形県上山市に位置し、蔵王連峰など四方を山に囲まれたかみのやま温泉は、会津の東山、庄内の湯野浜と並ぶ、「奥羽三楽郷」の一つです。別名「鶴脛の湯」と呼ばれ、1458年、旅の僧が、一羽の鶴が沼地に湧く湯に脛を浸して傷を癒し飛び去る姿を見かけたのがはじまりといわれており、現在では開湯560年以上となりました。町にある「鶴の休石」は、その鶴が休んだ石と言われており、かみのやま温泉発祥の地とされています。

かみのやま温泉のお湯は無色透明、さらりとした湯触りの弱アルカリ性の温泉で、乳幼児からお年寄りまで安心して入ることができます。メタケイ酸と呼ばれる美肌成分も多く含み、肌に弾力や潤いを与えてくれると言われていることから女性にも人気の温泉です。
豊富な湯量を利用し、温泉街には共同浴場が5カ所、足湯が5カ所もあります。共同浴場は一律150円で入浴することができ、足湯は朝6時から夜10時まで無料で利用できるため、気軽に様々な楽しみ方ができるのも魅力です。

かみのやま温泉 足湯

かみのやま温泉地域は江戸時代(1603年~1868年)に宿場町として栄え、いたるところに武家屋敷や蔵が現存し、武家屋敷通りなどを散策すると今なお残る城下町の風情を感じることができます。名城とうたわれた上山城は郷土資料館として地域の歴史や文化を後世に伝える役割を担っており、天守閣の展望台から見る蔵王連峰と上山市街の眺望は必見です。

かみのやま温泉 上山城

上山市は日照時間が長いことや寒暖差が大きいことから、美味しいサクランボやブドウの産地としても有名です。多くの果樹園があり、サクランボ狩りなどの収穫体験も人気。最近ではワイナリーも増えており、「ワインの郷」としても有名になりつつあります。

かみのやま温泉 ワイン

古風な情緒が街いっぱいに漂う温泉郷で、温泉と大地の恵みを楽しむ旅行はいかがでしょうか。

エリア
アクセス東京駅→山形新幹線で150分→かみのやま温泉駅
電話上山市観光物産協会
023-672-0839
URLhttp://kaminoyama-spa.com/

※このページの情報は2021年06月の情報です。

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