鹿児島県のほぼ中央に位置する霧島市。雄大な霧島山がそびえ、主峰・高千穂峰は古くから天孫降臨の神話の舞台と伝えられてきました。
そのふもとには大小さまざまな温泉地があり、「霧島神宮温泉郷」「霧島温泉郷」「妙見・安楽温泉郷」「日当山温泉郷」の4つがあります。
山あいから湯けむりが立ち上る光景を見ることができる温泉や、自然の中で渓流のせせらぎを聞きながら浸かれる温泉など泉質、効能も様々です。また、薩摩の偉人西郷隆盛も幾度となく訪れていたそうです。大型ホテルや風情ある旅館、日帰り温泉等も数多くあるので、市内の温泉を数々回ってみては?
山がもたらす恵みは温泉だけではありません。霧島山のふもとは寒暖差が大きく一年を通して冷涼な気候で、茶の栽培がさかん。霧島茶は香り高くまろやかな味わいで、全国茶品評会で何度も日本一を獲得するほど。
さらに、市内で目にすることができる特徴的な光景は黒酢の壺が並ぶ「壺畑」。山が育む良質な地下水と安定した気候により生まれた黒酢は、この土地で200年以上続く伝統製法の「壺造り」により、陶器の壺で1年以上、発酵・熟成します。黒酢は料理のほか、ジャムやドリンクなどにも活用できます。
ほかにも、豊かな自然のなかで育ったブランド豚「鹿児島黒豚」やブランド和牛「鹿児島黒牛」、鹿児島特産の焼酎など霧島が誇るグルメはたくさん。温泉と美食で心も体も健康になれそう。
霧島山は四季ごとに花や紅葉で彩られ、ハイキングやサイクリングもおすすめ。
一面に広がる「壺畑」。鹿児島県のシンボル桜島も霧島市から見ると右肩上がりで縁起がいい!
鹿児島空港があり、茶畑の上を飛行機が飛ぶ珍しい光景が見られるかも。
6世紀に創建されたと伝わる霧島神宮。天孫降臨神話のニニギノミコトを祀っています。着物の着付け体験をして境内を散策できます。
編集者から
霧島茶はそのまま飲んでももちろん最高級のおいしさ。さらに和食やスイーツとの相性も良く、色々な料理にアレンジされています。最近は霧島茶を使ったハイボールも!
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アクセス | 羽田空港→飛行機で90~120分→鹿児島空港→バスで30分→霧島温泉駅 |
電話 | 霧島市観光課 0995-45-5111 |
URL | https://www.city-kirishima.jp/hisyokouhou/kanko/ |
※このページの情報は2021年04月の情報です。