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城崎温泉

温泉寺に見守られる歴史ある温泉街で湯めぐりを

城崎温泉(きのさきおんせん)は兵庫県の北、日本海側に位置し、海と山に囲まれた自然豊かな場所にあります。僧侶の道智上人(どうちしょうにん)が、難病の人々を救うため1000日間の修行を行った末、 720年に温泉が湧出、2020年に開湯1300年を迎えた城崎温泉は、ノスタルジックな街並みを残し、これまで多くの人に愛されてきました。

城崎温泉では旅館の中にあるお風呂のことを「内湯」、外にある共同浴場のことを「外湯」と呼びますが、城崎温泉を満喫するためには外湯巡りが欠かせないと言われています。「外湯」には開湯時期も、建物の雰囲気も、お湯の温度も違う7つの趣の異なる温泉があり、それぞれ不老長寿の湯や商売繁盛の湯など、ご利益が期待されています。共通する泉質はナトリウム・カルシウム塩化物で、神経痛や疲労回復に効果があるといわれています。

城崎温泉 外湯 一の湯

城崎温泉 外湯 柳湯

通常、旅館の浴衣といえば旅館内のみ着用がルールですが、城崎温泉では浴衣を着て、タオルだけ持って外湯めぐりに出かけるのが定番です。旅館に宿泊すると、「ゆめぱ」というどの湯にも何度でも入ることができる外湯のフリーパスがもらえるので、温泉巡りを満喫しましょう。(※日帰り客も1,300円で「ゆめぱ」の購入が可能です)

城崎温泉 温泉街

温泉でリフレッシュした後には城崎ロープウェイにのってぜひ温泉寺(おんせんじ)を訪れてみてください。ロープウェイで登った山頂からの景色はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで一つ星を、眼下に見える城崎温泉の街並みは二つ星を得ており、また遠くには日本海を臨むことができます。

城崎温泉 城崎ロープウェイ

ロープウェイの途中にある温泉寺駅で降り、温泉寺へ寄ってみましょう。城崎温泉を開いた道智上人により738年に開創され城崎温泉と入湯客を見守ってきたお寺です。

城崎温泉 温泉寺

城崎は松葉ガニや但馬牛といった山の幸・海の幸の宝庫としても有名です。その場で楽しむことができるだけでなくお土産として購入できるお店も多数。グルメも堪能できる城崎温泉を次の旅行で訪れてみてはいかがでしょう。

城崎温泉 松葉カニ

エリア
アクセス東京駅→東海道新幹線で135分→京都駅→特急きのさきで150分→城崎温泉駅
電話城崎温泉観光協会
0796-32-3663
URLhttps://kinosaki-spa.gr.jp/

※このページの情報は2021年04月の情報です。

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