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登別温泉

大地のパワーを感じる北海道随一の温泉地

北海道の南西部、海に面した街である登別。市街地から6kmほど離れた山あいにある登別温泉は、現在も温泉が湧き水蒸気がもうもうと上がっている爆裂火口跡「登別地獄谷」などがあり、火山活動の力強さを感じることができます。

登別温泉は9種類もの異なる泉質があることから「温泉のデパート」とも呼ばれています。乳白色の硫黄泉、無色透明のラジウム泉、赤茶色の鉄泉などがあり、効能もそれぞれ違うので、好みに合わせて湯めぐりが楽しめます。

「登別」の地名は北海道やその周辺に暮らしているアイヌ民族の言葉「ヌプルペッ」に由来し、意味は「白く濁った川・色の濃い川」。川の水の色が変わるほど豊富に温泉が湧いていたことを示し、アイヌの人々もこの温泉を薬湯として重宝していたそうです。その後、1905年に日露戦争の傷病兵の保養地になったことで、本格的に温泉街が形成されはじめました。

現在は多くの温泉旅館やホテルが並び、一軒の中で複数の泉質の湯を楽しめる宿もあります。日帰り入浴ができる宿や銭湯もあるので、登別自慢の豊富な泉質を楽しむには最適です。

地獄谷や、表面温度が40~50度になる大湯沼など、自然が生んだ荒々しい光景が「地獄」に例えられることから、登別では温泉を護る神様「湯鬼神(ゆきじん)」が街のシンボルになっています。

登別温泉 温泉のデパート

そのため、街のあちこちに鬼の像や鬼が持つ「金棒」のオブジェがあります。びっくりしてしまうほど怖い顔をした鬼から、優しい顔の鬼まで、色々な鬼が訪れる人々を歓迎しているので、湯めぐりの途中で探してみては?

登別温泉 湯鬼神 鬼 金棒

自然豊かな登別は、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬はスキーと、季節ごとの楽しみも多いのが魅力。また、近くには北海道に生息するヒグマを中心にした動物園「のぼりべつクマ牧場」があります。ヒグマの生態や暮らす環境について知り、恐ろしい印象のあるヒグマの、ちょっと可愛い一面を見ることができます。

登別温泉 熊 のぼりべつクマ牧場

エリア
アクセス羽田空港→飛行機で90分→新千歳空港→高速バスで60分→汐見坂→路線バスで20分→登別温泉
電話登別国際観光コンベンション協会
0143-84-3311
URLhttp://noboribetsu-spa.jp/

※このページの情報は2021年04月の情報です。

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