鳥取県北西部の米子市に位置し、日本海を望む美保湾に面した山陰を代表する温泉地で「米子の奥座敷」と呼ばれる皆生温泉。約100年前に皆生海岸の浅瀬に湧き出す熱湯を、漁師が偶然発見したことが始まりとされます。温泉街がある白砂青松が美しい弓ヶ浜は、夏になると海水浴に訪れる人々で大変賑わいます。
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉の食塩泉。毎分4456.5リットルという豊富な湯量と高温度の源泉が特徴です。塩の効果で保湿に優れ、神経痛やリウマチ、皮膚病などに効くと言われています。さらに近年の調査では美肌効果にも優れていることが判明しているのだとか。
色々な「100選」の宝庫であることも皆生温泉の特徴です。近代的な建物が並ぶ街並みと自然の調和から「都市景観100選」に、海沿いから見る秀峰大山の朝日は「日本の朝日100選」に、他にも「日本の渚100選」、「日本の白砂青松100選」などに選ばれているこの美しい景観は、湯上りの散策に最適です。さらに、皆生海浜公園の一角にある「潮風の足湯」では、日本海を眺めながら足湯を楽しめます。散策時に立ち寄って、潮の香りに癒されながら一息つくのも良いでしょう。また南国バリ島をテーマにした温泉施設「日帰り温泉 オーシャン」では、皆生の美しい景観を望みながらリゾート気分を味わうことができます。
この地で日本で最初のトライアスロン競技大会が開催されたことから、日本トライアスロン発祥の地としても有名です。弓ヶ浜にはサイクリングコースもあり、レンタサイクルで景観を楽しみながらサイクリングも可能です。さらに少し足を延ばせば、水木しげるロードで有名な境港市に行くこともできます。
日本の様々な「100選」にも選ばれる皆生の自然と温泉で、都会の喧騒から離れた穏やかな時間を過ごしてみませんか。
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アクセス | 羽田空港→飛行機で75分→米子鬼太郎空港→バスで45分→皆生温泉 |
電話 | 米子市観光協会 0859-37-2311 |
URL | http://www.yonago-navi.jp/ |
※このページの情報は2021年04月の情報です。