杖立温泉

山道を抜けて杖立川の渓谷が見えると、川を挟んだ町のあちらこちらからのぼり立つ湯けむり。熊本県と大分県の県境に位置する杖立温泉の歴史は1800年前にさかのぼると言われます。
20世紀中ごろには歓楽街として栄え、今は往時の名残を残し、映画のロケ地としても愛される独特の雰囲気をもった温泉街です。「杖立」という地名についてこんな言い伝えがあります。9世紀初めの頃、旅の途中で訪れた弘法大師空海は、温泉の効能に感銘し、持っていた竹の杖を立ててみたところ、節々から枝や葉が生えてきたとか。また、杖をついて湯治にやってくる病人や老人も、帰る頃には杖を忘れるという、温泉の霊験をたたえた由来もあると言われています。杖立温泉は泉質の良さで湯治場としても昔から親しまれてきました。
お湯は無色透明で湯触りがやさしく保湿効果が高い「美肌の湯」。肌にやさしいので1日に何度入っても大丈夫です。近郊には鍋ヶ滝や下城滝など、美しい自然も多く残っています。杖立温泉では、約98度もある高温の湯けむりを利用した「むし湯」が古くから有名。通常のサウナより温度が低く、湿度が高いためサウナより循環器にかかる負担が少ないとのこと。ストレス解消、美肌効果、新陳代謝の改善、鼻づまりの解消、痩身など様々な効能があります。

シェアする

関連スポット

top